《年代宝鑑》(読み)ねんだいほうかん

世界大百科事典(旧版)内の《年代宝鑑》の言及

【スカリゲル】より

…またラテン悲歌詩人の校訂(1577)にあたってもこの知識が生かされた。さらにヘブライ語とアラビア語にも通じていた彼は,古代の年代史記述のすべてを統合して古代世界の全体像を描くという構想を抱き,晩年はもっぱら,古代末期の年代記の校訂版(1583)と,エウセビオスの《年譜(クロニコン)》のギリシア語原文の復元を試みた《年代宝鑑》(1606)の作業にその努力を傾注した。【片山 英男】。…

※「《年代宝鑑》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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