年預別当(読み)ねんよべっとう

世界大百科事典(旧版)内の年預別当の言及

【院司】より

…院事を総理する別当は,はじめ1~2名にすぎなかったが,しだいに員数が増え,ことに院政開始後は,公卿・殿上人が競って別当になることを望んだので,白河上皇の晩年には20人前後にも達した。これに対処して生まれたのが執行別当(のち執事)・年預別当で,さらに鎌倉時代以降は執権も置かれ,院中の庶政は執事・執権によって運営され,雑事は年預・庁年預(主典代が兼任)によって執行された。(3)の別納所は勅旨田の地子や封戸の納物を収納する所として重視され,主殿所は湯・灯油を供進し,掃部所は清掃・鋪設をつかさどり,薬殿は薬を供進し,仕所・召次所は仕丁を進退して雑役に従事し,御服所は装束を,細工所は車その他雑具を調進し,御厨子所・進物所は進膳の事をつかさどった。…

※「年預別当」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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