すべて 

《年齢階梯制と男子結社》(読み)ねんれいかいていせいとだんしけっしゃ

世界大百科事典(旧版)内の《年齢階梯制と男子結社》の言及

【年齢集団】より

…社会結合の契機には血縁や地縁のほかに,基本的なものとして〈性と年齢〉があるが,部族社会ではしばしば,これが血縁や地縁をたち切って強固な年齢集団が形成される。民族学者シュルツHeinrich Schurtzが《年齢階梯制と男子結社》(1902)を著してこのことを大きくとりあげたが,彼は思春期における男子の女性および家族・親族からの隔離が,部族的成年式(割礼を伴うことが多い)で強調されることに注目した。反面,女子では初潮の時期が一様ではないので,成女式は男子のように部族的規模で一定時期に行われず,また妊娠・出産・育児のため家族・親族や近隣などのせまい血縁・地縁に拘束されて,年齢集団ができにくいとした。…

※「《年齢階梯制と男子結社》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

すべて 

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む