《幸福の谷》(読み)こうふくのたに

世界大百科事典(旧版)内の《幸福の谷》の言及

【ギッシュ】より

…その〈はかない美〉と〈純情かれん〉な愛らしさはグリフィスの〈ビクトリア朝時代的な感傷〉を的確に表現するとともに,グリフィス得意の〈最後の瞬間の救出last minute rescue〉をいやがうえにも効果的にし,〈理想的なグリフィス・ヒロイン〉となった。喜劇的でおてんばなタイプの妹ドロシーに対し,悲劇的なイメージが強いが,グリフィスの故郷ケンタッキーを舞台にした田園ロマンス物《幸福の谷》(1919)などでは,喜劇的な演技にも才を見せた。22年,グリフィスと離れMGMでビクトル・シェストレム監督の《緋文字》(1925)などに主演したが,28年に,グレタ・ガルボの台頭に押されるようにしてユナイテッド・アーチスツに移籍した。…

※「《幸福の谷》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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