幻住庵(読み)ゲンジュウアン

デジタル大辞泉 「幻住庵」の意味・読み・例文・類語

げんじゅう‐あん〔ゲンヂユウ‐〕【幻住庵】

滋賀県大津市にあった草庵芭蕉門下の俳人菅沼曲水の伯父幻住老人が建てた。

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世界大百科事典(旧版)内の幻住庵の言及

【幻住庵記】より

芭蕉作。門人曲翠が提供した石山の奥の幻住庵に滞在したおりの俳文。1690年(元禄3)の夏から秋にかけて,芭蕉はこの庵で生活したが,その間京都,大津へ出ることも多く,また門人たちの来訪も多かった。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」