《幻視録》(読み)げんしろく

世界大百科事典(旧版)内の《幻視録》の言及

【イェーツ】より

…妻の心霊能力によって若年よりの隠秘学的関心がさらに深まった。世界史の展開,人間精神の類型,死後の霊魂のありようなどを,月の28相に照応させて体系化した神秘思想は現代の奇書ともいうべき《幻視録》(1925,改訂1937)にまとめられ,晩年の作品の背景をなしている。《塔》(1928)や《最後の詩集》(1939)などの詩作品,また《窓ガラスの言葉》(1930初演)や《煉獄》(1938初演)などの劇作品は,世紀末の夢想的文学青年がついに人間精神の悲劇的現実をときに簡勁に,ときに凄絶なユーモアをもって表現しうる老詩人へと成長したことを示している。…

※「《幻視録》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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