世界大百科事典(旧版)内の広島デルタの言及
【広島平野】より
…中流部の古生層地域を穿入(せんにゆう)曲流してきた太田川は,広島市の可部で三篠(みささ)川と根ノ谷川を合わせ,南南西に流れて広島湾に注ぐ。標高22mの可部から5mの祇園大橋までの細長い沖積平野を太田川下流低地,それより下流部を太田川三角州(通称広島デルタ)と呼ぶ。北北東~南南西の谷方向は中国地方西部の特徴的断層構造であり,広島平野およびその延長にある広島湾の形成はこの構造に支配されている。…
※「広島デルタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」