百科事典マイペディア 「広東十三公行」の意味・わかりやすい解説
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…中国清代,広州外国貿易商人(行商)の組合。ふつう広東十三公行とよばれるが,行商の数は13とはかぎらず,20~50家の間を増減した。清朝は1685年(康熙24),それまで禁じていた海外貿易を許可し,広州に粤海関(えつかいかん)をおいて関税を徴収したが,翌86年行商に関税徴収を請け負わせる代償として輸出入品を独占させた。…
…外国の資本家に従属し,自国内の商取引を請け負う商人をいう。英語ではコンプラドルcompradore,compradorという。ポルトガル語のcomprar(買う)から派生した購買者の意。日本では〈買弁〉とも書かれ,〈買弁資本〉などともいう。買辦という中国語は,本来,明・清時代,宮廷の必要とする品を用達する商人を指していた。買辦は,植民地,半植民地にみられ,帝国主義のアジア侵略の所産である。インド,東南アジアにも存在したが,もっと重要なのは中国におけるその存在である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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