広済河(読み)こうさいが

世界大百科事典(旧版)内の広済河の言及

【漕運】より

… しかし,これにも限度があり,五代には後唐を除く4王朝がみな漕運の便利を考えて,黄河と運河との交点に当たる開封に都をおいた。宋も同様で汴河(べんが)によって南方の物資を輸送したのはもちろん,広済河(五丈河)と恵民河(蔡河)とによって北方の物資をも都の開封に集中した。そのため各路に転運司を,また要地に発運司をおいて財政・漕運を担当させたので制度は完備し,毎年中央へ運ばれる米穀は600万~800万石(宋の1石は約40kg)に上った。…

※「広済河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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