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廓清会 かくせいかい

大辞林 第三版の解説

かくせいかい【廓清会】

1911年(明治44)の吉原全焼を機に、組織された廃娼運動の団体。江原素六・島田三郎・安部磯雄・矢島楫子らを中心とし、機関誌「廓清」を発行。

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世界大百科事典内の廓清会の言及

【島田三郎】より

…党派は改進党から猶興会,立憲国民党,立憲同志会,憲政会,革新俱楽部と変わったが,政治的には良質なブルジョア民主主義者として一貫した。94年に毎日新聞社社長となり,キリスト教徒(1886年植村正久より受洗)として,労働運動に理解を示すとともに,足尾鉱毒事件を支援し,また1900年には廃娼同盟を組織,11年には廓清会を組織し廃娼運動を精力的に進めた。普選運動にも参加し,議会では雄弁をもってきこえたが,シーメンス事件での山本権兵衛内閣弾劾演説は有名である。…

【廃娼運動】より

…これに対して婦人矯風会救世軍などの団体が廃娼をとなえ,これに伴って82年群馬県会が公娼廃止令を布告,93年実施した。以後廃娼運動は,99年の吉原の一娼妓の自由廃業,翌年のキリスト教牧師による自由廃業運動を経て,1900年代初めには神の恵みを娼妓に及ぼす救世軍の自由廃業運動として展開され,11年には廃娼目的の廓清会も生まれ,大正期に入っては,関東大震災(1923)直後,東京連合婦人会政治部による全国廃娼期成同盟の結成,26年廓清会と婦人矯風会による廃娼連盟の結成をみた。一方,いわば自由主義的立場からの国会での運動(1923年第47議会焼失遊郭再興不許可建議,27年第52議会公娼制度制限・廃止法案など)も展開され,他方ではプロレタリア婦人運動においても人身売買禁止,公娼制度廃止のスローガンが掲げられた(関東婦人同盟綱領第8,無産婦人同盟政策第9,社会民衆婦人同盟政策第5など)。…

※「廓清会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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