廬山寺流(読み)ろざんじりゅう

世界大百科事典(旧版)内の廬山寺流の言及

【廬山寺】より

…1245年(寛元3)住心房覚瑜(かくゆ)が出雲路に寺を建て廬山と号し,本光が草庵を北小路に結んで講席を開き,明導が両師の跡を継いで2寺を併せたといい,寺地は一条猪熊(いのくま)にあった。明導と次の実導は,ともに法曼流の密教宗と西山流の浄土教を受け,教学を振興させたので,その法流を廬山寺流という。1569年(永禄12)類焼したときの再建の勧進状に,当寺は〈洛中の叡山,日本の虎渓〉であると述べている。…

※「廬山寺流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android