廻敷(読み)まわりじき

世界大百科事典(旧版)内の廻敷の言及

【畳】より

…この畳が行事のたびごとに板床の部屋に敷き並べられたのであるが,平安後期になると,通常人の席に当たる部分には常設的に畳が敷き置かれるようになり,身分の高い人の座はさらにその上に畳を重ねるようになった。鎌倉時代半ばには,寺院や武家住宅などで,一般に人の座になる部屋の辺部に連続して畳を敷き,廻敷(まわりじき)と呼んでいた。室町中期の15世紀末には部屋一面に敷き詰められるようになったが,同時に蔀戸(しとみど)の敷居も床板より1段高くなり,畳縁の側面は部屋の敷居に隠され,人の目につかなくなった。…

※「廻敷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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