廻粥(読み)めぐりがゆ

世界大百科事典(旧版)内の廻粥の言及

【産養】より

…小児誕生の夜を初夜といい,その日から3,5,7,9日目に当たる各夜ごとに親戚・知人から衣服・調度・食物などが贈られ,一同参集して祝宴を張り,和歌・管絃の御遊に及ぶ。産養の主要行事に〈廻粥(めぐりがゆ)〉(啜粥(すすりがゆ)とも)の儀がある。問口(といくち)と称する役1人と云口(いいくち)と称する役7人が寝殿の庭で粥坏を手に捧げ持ち,一定の誦詞による問答を交わし,粥をすすりながら回転行進するもので,粥の呪力によって邪鬼を払い,新生児の夜泣きを止めさせるのである。…

※「廻粥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む