式体(読み)しきだい

世界大百科事典(旧版)内の式体の言及

【色代】より

…色代納は,納入すべき品目が不足したため行われる場合もあったが,徴収する側あるいは納入する側が本来の品目と代納物との交換比率の高低を利用し利益を得ようとして行われる場合もあった。色代という言葉は,このほかに中世において,〈式体(しきだい)〉の意にも用いられている。すなわち,〈色代してしづしづと歩み〉(《平治物語》)のごとく頭を垂れて礼をすること,また〈色代にも御年よりは若く見え給ふといふはうれしく〉(《沙石集》)のごとく世辞・追従の意に用いられている。…

※「式体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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