世界大百科事典(旧版)内の引又河岸の言及
【志木[市]】より
…江戸時代は奥州から相州,甲州へ通じる脇街道の宿場町で,引又(ひきまた)町と称し,周辺農村の物資の集散地として2・7の六斎市が立った。新河岸(しんがし)川につくられた引又河岸からはサツマイモ,麦,米などのほか,甲州のブドウや和紙なども荒川を通じて江戸へ積み出され,その商圏は所沢,青梅,甲府方面まで及んだ。東武東上線志木駅(1914開業)北口駅前通りの市場坂あたりが市の立った所である。…
※「引又河岸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」