《弘安六年春日臨時祭記》(読み)こうあんろくねんかすがりんじさいき

世界大百科事典(旧版)内の《弘安六年春日臨時祭記》の言及

【翁猿楽】より

…ために,猿楽の座は翁猿楽を演ずることを職能とし,〈長(おさ)〉と呼ばれる翁役専門の長老役者とそのグループの人達だけで翁を演ずるならわしであった。翁猿楽が鎌倉中期にその形態を整えていたことは確実で,翁猿楽の最古の記録《弘安六年春日臨時祭記》(1283)は,祭礼の行列に参加した〈猿楽〉として〈児(ちご)・翁面・三番猿楽・冠者(かじや)・父允(ちちのじよう)〉の役々と,それを担当した僧の名前をあげている。5役のうち翁面(《翁》の主役)・三番猿楽(三番叟)・父尉の3老翁による三番の舞が翁猿楽の主体であるために〈式三番〉とも呼ばれたらしいが,これに延命冠者(父尉の応対者)と児(露払役。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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