弘文荘(読み)こうぶんそう

世界大百科事典(旧版)内の弘文荘の言及

【古本屋】より

…一般には読み古された本を安価で売る店として人々に親しまれているが,国宝級の写本や古版本を扱う古本屋は経験に裏打ちされた書誌的知識を豊富に有し,作家・研究者の陰の資料提供者として機能することも多く,たとえばイギリスの大古書店バーナード・クオリッチBernard Quaritch等の発行するカタログは,既成の書誌の誤りを指摘する情報を含み,書誌研究者に注目されるほどである。日本でも,貴重本を多数所蔵する天理図書館が反町(そりまち)弘文荘ほかの古本屋の集書努力に負っていることは有名である。半面,古本屋は同時に愛書家でもあるところから,商品を手放したがらぬ場合もあり,極端な例ではバルセロナのドン・ビセンテという古本屋が,客に売った本が惜しくなり,次々に客を殺害して本を取り返した事件があり,フローベールの《愛書狂》(1856)にも取り上げられている。…

※「弘文荘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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