弥勒の舟(読み)みろくのふね

世界大百科事典(旧版)内の弥勒の舟の言及

【弥勒信仰】より

…とくに15~16世紀に,東日本の鹿島地方を中心に弥勒下生の信仰が強まった。この背景には,太平洋のかなたから〈弥勒の舟〉が鹿島地方に到来するという伝統的な信仰に支えられている。江戸時代の代表的な山岳信仰である富士講の教祖身禄(みろく)は,入定行者の系譜をひき,〈弥勒の世〉の現実化をめざしたもので,近代の大本教(おおもときよう)などの新宗教運動の嚆矢(こうし)となった。…

※「弥勒の舟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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