世界大百科事典(旧版)内の弦楽四重奏曲の言及
【弦楽四重奏】より
…4個の弦楽器で合奏する演奏形態。18世紀後半以後見られる室内楽の一形態で,ふつうバイオリン2,ビオラとチェロ各1を用い,その楽曲を弦楽四重奏曲という。一般にテンポの速めのソナタ形式による第1楽章,テンポの緩徐な第2楽章,メヌエットあるいはスケルツォの第3楽章,再びテンポの速い第4楽章からなるが,中間2楽章が入れ替わることもしばしばあり,この4楽章構成も絶対的なものではない。…
※「弦楽四重奏曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」