弱油性クリーム(読み)じゃくゆせいくりーむ

世界大百科事典(旧版)内の弱油性クリームの言及

【クリーム】より

…人間の皮膚は通常皮脂腺から皮脂が,汗腺から汗が分泌され,皮膚表面で乳化して皮脂膜をつくり保護しているが,角質老廃物やほこりなどといっしょになった汚れた皮脂膜は洗顔で落としてしまうので,一時的に皮脂膜の代りに肌を保護するためと,寒気や風,健康状態などによって皮脂膜のできにくいとき,肌荒れを防ぎ肌にうるおいを与えるために用いる。一般的にはコールドクリームcold creamタイプと,バニシングクリームvanishing creamタイプとに分けられ,前者は油成分を水成分中に微細に分散乳化したものでo/w型(油性クリーム)と呼び,後者は逆に水成分を油成分中に分散乳化したものでw/o型(中油性・弱油性クリーム)と呼ぶ。コールドクリームはローマ皇帝マルクス・アウレリウスの侍医として有名だったガレノスの創製したガレノス蠟膏がもとといわれている。…

※「弱油性クリーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む