弱粘結炭(読み)じゃくねんけつたん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「弱粘結炭」の意味・わかりやすい解説

弱粘結炭
じゃくねんけつたん

粘結炭」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の弱粘結炭の言及

【原料炭】より

…コークス,ガスのいずれを主目的とするかで原料炭に要求される性状は異なるが,製鉄用の強度の大きいコークスを製造するためには強粘結炭が適しており,純炭発熱量8400kcal/kg以上,燃料比(固定炭素と揮発分との比)1.8以上の石炭がこれに相当する。ガス製造を目的とする場合は,粘結性よりも発生するガスの量と質が重要であり,揮発成分の多い弱粘結炭が賞用される。質のよい原料炭の資源埋蔵量は世界的にみても限られており,したがって数種の石炭を配合したり,バインダー・ピッチを加えるなどの方法で,比較的低品位の原料炭から強度の大きいコークスを製造する技術が開発されている。…

※「弱粘結炭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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