張抜(読み)はりぬき

世界大百科事典(旧版)内の張抜の言及

【一閑張】より

…一般にはつぎの二つの技法を含めていう。器の表面に紙をはって漆を塗った〈一閑塗〉と,紙をはり重ねてボディとする〈張抜(はりぬき)〉である。前者は17世紀中国西湖飛来峯出身で日本に帰化した飛来一閑が創作した塗り方だが,いつのころからか,より古い技法である〈張抜〉の技法をも含めて一閑張と称されるようになった。…

※「張抜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android