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当麻国行 たいま くにゆき

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

当麻国行 たいま-くにゆき

国行(くにゆき)(2)

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

当麻国行

生年:生没年不詳
鎌倉後期の大和(奈良県)の刀工。北葛城郡当麻に住し,当麻寺と関係があったとみられている。大和鍛冶は千手院,手掻,尻懸,当麻,保昌が大和五派と呼ばれて大きな鍛冶集団を形成していたが,国行は当麻派の祖で,江戸時代の刀剣書では正応(1288~93)ごろ,あるいは正和(1312~17)ごろとしている。弟子の国清に延文5(1360)年の年紀作があることが『埋忠銘鑑』に掲げられていて,ほぼ年代は肯定できる。在銘の作品は少なく,代表作に福山藩阿部家伝来の太刀(国宝),大阪藤田美術館蔵の小太刀(重文)があげられる。鍛えは小板目に柾目が交じり,刃文は直刃がほつれて小互の目が交じり沸がよくつき,大和物共通の作風をみせるが,他の大和物と比べ,鍛えは精美で,刃も冴えて明るい。一門に国清,友清,光夫などがいる。

(原田一敏)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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