《形体の生命》(読み)けいたいのせいめい

世界大百科事典(旧版)内の《形体の生命》の言及

【古典主義】より

ウェルフリンは,その《美術史の基礎概念》(1915)において,〈古典主義〉と〈バロック〉の様式上の特質を,〈線的と絵画的〉〈平面性と奥行性〉〈閉ざされた形式と開かれた形式〉〈多様性と統一性〉〈絶対的明瞭性と相対的明瞭性〉の5項の対概念によって分析,それぞれ前者を古典主義の,後者をバロックの特色であるとした。ウェルフリンはこの分析を,16世紀(古典主義)と17世紀(バロック)の建築,絵画,彫刻について行ったが,フォシヨン(《形体の生命》1934)は,それをさらに発展させて,〈アルカイク様式〉から〈古典主義様式〉を経て〈バロック様式〉へと展開していく一般的な様式発展のなかに位置づけた。これにより,古典主義は,限られた地理的,時代的枠組みのなかだけにとどまるものではなく,ある一定の様式上の特質を備えたあらゆる美術に適用される概念となった。…

※「《形体の生命》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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