征服王朝の理論(読み)せいふくおうちょうのりろん

世界大百科事典(旧版)内の征服王朝の理論の言及

【ウィットフォーゲル】より

…1934年アメリカに亡命,41年帰化した。以前からすすめてきた中国社会の研究を発展させ,乾燥地域における灌漑水利の集中管理体制が,複雑な官僚制度を発達させ,東洋的な専制主義国家を生みだしたという〈東洋社会の理論〉,中国史を漢民族統治時代と異民族統治時代に分ける〈征服王朝の理論〉は,一時期の中国研究に大きな影響を与えた。しかしマッカーシー旋風以後は反共的傾向を強めている。…

※「征服王朝の理論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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