後ラッテ期(読み)こうらってき

世界大百科事典(旧版)内の後ラッテ期の言及

【オセアニア】より

… 一方,ミクロネシアにおいては,マリアナ諸島(グアム島を含む)で前1500年ころに文化の発祥が認められる。前ラッテ期と後ラッテ期の二つの文化期があるが,ラッテとは椀状の頭部をもつサンゴ柱で,通常数個ずつ2列に並んで発見され,おそらく家屋の床の支柱であったと思われる。前ラッテ期には,ラッテはなく,東南アジア,フィリピンと関係があると思われる沈線文を石灰で埋めた文様をもつ土器や赤色土器が出土し,石や貝製の手斧,貝製の釣針,装身具などを伴う。…

※「後ラッテ期」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android