世界大百科事典(旧版)内の後岡第二期文化の言及
【後岡遺跡】より
…炭素14法による測定年代では半坡類型とほぼ同じくらい古くなる。竜山文化は後岡第二期文化とも呼ばれ,この地域の竜山文化の一類型となっている。【横田 禎昭】。…
【竜山文化】より
…中国,黄河中下流域の新石器時代後半期の文化。初め,山東省歴城県竜山鎮城子崖の発掘によって得た黒陶を特徴とする文化とされたが,新中国建設後の黄河中流の調査によって2系統の竜山文化があることがわかり,以後山東省のそれは山東竜山文化,または典型竜山文化と称されるようになった。 黄河中流の竜山文化は陝西,河南,山西南部,河北南部,安徽北西部に広がり,仰韶(ぎようしよう)文化より興ったものである。前後の2段階に分かれ,前段階は河南省陝県廟底溝第2期文化に代表される。…
※「後岡第二期文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」