後期産業主義(読み)こうきさんぎょうしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の後期産業主義の言及

【産業社会】より

…一般的には,産業革命の後に生まれた社会を指す。ときに工業社会と等置されるが,脱工業社会post‐industrial societyをも含めて産業社会と呼ぶ場合がある。資本主義,社会主義の区別を超えて,産業社会という用語が使われる。通例,長期の歴史変動に関して,前工業社会(牧畜・農耕社会)→工業社会→脱工業社会という段階論的な図式の用いられることが多い。
[工業社会の性格]
 工業社会という場合,製造業,ブルーカラー労働者,大量生産技術など産業・職業構造と技術の特徴にそってその性格が特色づけられるが,さらに工業化に伴う社会構造上の変化という面でも,次のようないくつかの特徴が見いだせる。…

※「後期産業主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android