世界大百科事典(旧版)内の後藤興善の言及
【山窩】より
…その生活の実体は十分につかめてはいないが,現在までによるべき民俗学的研究は,柳田国男《“イタカ”及び“サンカ”》(《人類学雑誌》第27巻第6号,第8号,第28巻第2号。《定本柳田国男集》第4巻所収,1967),後藤興善《又鬼と山窩》(1940),三角寛《サンカの社会》(1965)などであろう。その種族的系統については,渡来人説や落人(おちうど)説,中世の傀儡(くぐつ)の後裔説などがあり一定していない。…
※「後藤興善」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」