後退式採炭(読み)こうたいしきさいたん

世界大百科事典(旧版)内の後退式採炭の言及

【採炭】より

…鉱山において鉱石を採掘する作業を採鉱というが,石炭鉱山(炭鉱,炭坑)で石炭を採掘する場合には,とくに採炭という。石炭採鉱という語も使われるので,採炭は採鉱よりも狭い意味をもつと考えてよい。採炭をわざわざ採鉱と区別するのは,石炭を採掘する作業が,普通の金属鉱山や石灰石鉱山などでの作業と相違する特徴をもつためと考えられる。しかし,たしかに,石炭層やその周囲の岩石,いわゆる夾炭層の性質に適応する採掘法,メタンガスや炭塵による爆発の危険性,採掘量の大きさなどで,石炭鉱山には他の鉱山とは異なった面があるが,採掘に当たっての基本的な考え方,すなわち,安全に,経済的に,そして完全に採掘するという理念にはなんらの変りはない。…

※「後退式採炭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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