従五位下(読み)じゅごいげ

世界大百科事典(旧版)内の従五位下の言及

【栄爵】より

…原義は栄誉ある爵位(位階)。ただし律令では五位以上を貴族としたので,とくに従五位下を指すことが多くなった。いっぽう公共に財物を貢献した者に位階を授ける例が奈良時代から開けていたが,平安時代中期以降,五位を希望する者を募って朝廷・寺社の建物の修築や行事の費用を負担させることが行われ,単に栄爵といえばこの類の売位制度を指すようになった。…

※「従五位下」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」