世界大百科事典(旧版)内の従四位下の言及
【大名】より
… ただし1ヵ国を領有する酒井氏(若狭12万石余で小浜に住する),松浦氏(壱岐等6万石余,肥前平戸),稲垣氏(志摩等3万石,鳥羽)の3家は,領地高が多くないので国主としない。 (2)准国主とは,位階が従四位下に進むと国主の仲間入りをする大名で,立花氏(筑後柳川11万石余),丹羽氏(陸奥二本松10万石余),伊達氏(伊予宇和島10万石)の3家である。 以上はおもに外様大名(豊臣政権下では豊臣氏の家臣という点で徳川氏と対等であった大名)を処遇する呼び方と考えてよい。…
※「従四位下」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」