従属信号機(読み)じゅうぞくしんごうき

世界大百科事典(旧版)内の従属信号機の言及

【鉄道信号】より


[信号の種類]
 狭義の信号は,さらに常置信号機によって現示される常置信号,工事個所などにおいて列車,車両を徐行させるための臨時信号,場内信号機,出発信号機の使用できないとき,または信号機のないところで旗や灯火によって現示する手信号,予期しないところで列車を止める場合,音または炎で現示する特殊信号の四つに分けられる。常置信号機はさらに主信号機,従属信号機,信号付属機に分類される(図)。主信号機のうち,場内信号機は停車場の場内に進入しようとする列車に対するもの,出発信号機は停車場から進出しようとする列車に対するもの,閉塞信号機は閉塞区間に進入しようとする列車に対するもの,誘導信号機は場内信号機の停止現示によって停止した列車を誘導して停車場に進入させるもの,入換信号機は入換えする車両に対する信号機である。…

※「従属信号機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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