御仕着(読み)おしきせ

世界大百科事典(旧版)内の御仕着の言及

【仕着】より

…仕着としては綿服,帯,じゅばん,前垂れ,下駄などが与えられた。奉公人請状に仕着のことが定められることが少なくなく,例えば1845年(弘化2)大坂肥料問屋の炭屋の奉公人請状には〈夏は布帷子,冬は木綿布子二季御仕着〉とある。この言葉はのちに転じて,〈御仕着〉といえば型どおり事を行うこと,という意味にも使われるようになった。…

【賞与】より

…欧米には〈良い〉という意味のラテン語ボヌスを語源とするボーナスbonusがある。これは会社の特別配当を意味する。通常,賃金についていわれるときは,特別に支払われる配当を意味し,一般に一定水準以上の生産能率をあげた場合に支給される。一方,日本には盆暮,期末などに毎月の賃金とは別に一時金が支給される賃金慣行があり,これを賞与,ボーナス,一時金,夏季手当,年末手当,期末手当などと呼んでいるが,その性格は欧米のボーナスとは著しく異なる。…

※「御仕着」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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