世界大百科事典(旧版)内の御器洗いの言及
【雨】より
…初田植に雨が降るという所もある。青森県上北郡野辺地町の八幡神社の祭礼の翌日に降る雨は御器(ごき)洗いと呼ばれ,祭り後に道具を洗うための雨といわれるが,雨は洗い流すものであるから祭りの後の浄めということであろう。また八日吹(ようかふき)のように神の去来日には天気が荒れるという伝承も広く見られ,雨は神が降臨したり昇天する際のしるしともされたのである。…
※「御器洗い」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」