心停止法(読み)しんていしほう

世界大百科事典(旧版)内の心停止法の言及

【心臓外科】より

…そのために薬物(主としてカリウム溶液)を冠状動脈に注入して心臓の動きを止め,手術操作をすることは心臓の手術を容易にするうえでたいへん重要である。この心停止法は55年にメルローズMelroseが試みて以来,一時は汎用されたが,心筋に大きな傷害を与えることが多いために間もなく顧みられなくなった。しかし70年代に入って薬物心停止法に改良が加えられ,今日では薬物で心臓の動きを止め,心臓の周囲に冷却した生理食塩水あるいは氷の細片を加えて心筋を冷やす心筋保護法等が広く用いられ,約3時間の心停止が安全に行えるようになった。…

※「心停止法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む