精選版 日本国語大辞典 「心得分」の意味・読み・例文・類語
こころえ‐わ・く【心得分】
[1] 〘他カ四〙 了解してわきまえる。理解してみわける。
※苔の衣(1271頃)四「わざと物おもはしげにのみ物し給ひしかば、心得わきたる事もなかりしに、などか露ほのめかし給はざりけん」
[2] 〘他カ下二〙 (一)に同じ。
※古活字本毛詩抄(17C前)六「秦と云、晉と云てこなたには心得わけそろへども」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報