心得分(読み)こころえわく

精選版 日本国語大辞典 「心得分」の意味・読み・例文・類語

こころえ‐わ・く【心得分】

[1] 〘他カ四〙 了解してわきまえる。理解してみわける。
※苔の衣(1271頃)四「わざと物おもはしげにのみ物し給ひしかば、心得わきたる事もなかりしに、などか露ほのめかし給はざりけん」
[2] 〘他カ下二〙 (一)に同じ。
※古活字本毛詩抄(17C前)六「秦と云、晉と云てこなたには心得わけそろへども」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android