心気妄想(読み)しんきもうそう

世界大百科事典内の心気妄想の言及

【心気症】より

…神経症の場合,いわゆる神経質な性格特徴をもつ者が多く,心身の些細な不調に注意が集中しやすく,そのためそれにこだわり,さらに注意が集中して,その不調は重篤なものと感じられる。実際に病気でないのに病気と確信するものは,心気妄想hypochondriacal delusionと呼ばれ,鬱(うつ)病や精神分裂病にみられる。癌,梅毒などが妄想の対象となりやすいが,〈脳が腐っている〉〈内臓が逆転した〉などという不快な異常体感を伴ったグロテスクな内容が出現することもある。…

【妄想】より

…(2)誇大的内容のもの たとえば誇大妄想,血統妄想(高貴な出であると確信するもの),発明妄想(世紀の大発明を行ったなどと確信するもの)など。(3)卑下した内容 たとえば心気妄想(身体的異常を確信するもの),罪業妄想(自分が罪深いと確信するもの),微少妄想(財産,地位,健康などの過少を確信するもの)など。そのほか動物や神が憑(つ)いていると確信する憑依妄想がある。…

※「心気妄想」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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