《忠臣蔵偏癡気論》(読み)ちゅうしんぐらへんちきろん

世界大百科事典(旧版)内の《忠臣蔵偏癡気論》の言及

【高師直】より

…憎まれ役の吉良を師直としたのは《太平記》が伝える師直の人となりが傲慢不遜で陰険な印象を与えたことによるが,舞台での面貌もそれらしくいやみたっぷりに仕立てられている。式亭三馬の滑稽本《忠臣蔵偏癡気(へんちき)論》(1812)は浄瑠璃作品によって定型化した〈忠臣蔵〉の登場人物群をおもしろおかしくちゃかしたもので,悪役の師直は舞台のような顔ではなく,聡明な人物であり,一方の高貞はけちんぼうな性格であったなどと,人物評価をひっくりかえして笑わせる。【横井 清】。…

※「《忠臣蔵偏癡気論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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