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性反応 せいはんのう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

性反応
せいはんのう

男性の性刺激に対する性器の反応をマスターズ・ジョンソンは,(1) 興奮期──陰茎の海綿体組織に血液が流入して,勃起する時期,(2) 平坦期──性的興奮が持続して,陰茎が勃起し続ける時期,(3) オーガズム期──性的興奮が絶頂に達して射精が起こる,いわゆる極致感の時期,(4) 消褪 (しょうたい) 期──陰茎が委縮し,その後の性的刺激に反応しえない時期,の4つに分け,初めて科学的に分析した。またカプランはさらに改良を加え,これを性欲相,充血相,オーガズム相に分類している。すなわち性欲相は,血液中の男性ホルモン,テストステロンに左右されること,充血相では男性は陰茎が勃起し,女性では膣 (ちつ) の入口部が筋肉の充血のため締め付けるように狭くなり,内腔は逆に広がって分泌物が膣壁から流れ出してくる。男性の射精に相当する女性のオーガズム相でも,会陰筋の律動的な収縮が起こり,男女とも骨格筋の不随意の収縮,心拍数・呼吸数の増加,皮膚の紅斑 (こうはん) などの変化が現れる。

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世界大百科事典内の性反応の言及

【性交】より

… このような性行為において,男女がどのような生理的反応を起こすかについては,アメリカのW.マスターズとV.ジョンソンによって詳しく調査された(1954)。彼らは,人間が性的刺激を受けたときの肉体的・精神的変化を性反応sexual responseと定義し,性反応は,(1)興奮期excitement phase,(2)平坦(へいたん)期plateau phase,(3)オーガスム期orgasmic phase,(4)消退期resolution phaseの順に,4段階に変化するとした(図1)。また,これら各段階における男女性器をはじめ,身体の形態的・生理的変化を詳しく報告した。…

※「性反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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