性名(読み)せいめい

世界大百科事典(旧版)内の性名の言及

【人名】より

… 奈良時代になると,前代の名にみられた著しい多様性や無定則性はしだいに影をひそめ,平明化した。男性名では,接尾語の麻呂が優位を占め,郎子,彦,子(男性名としての)などは消え,または廃れた。麻呂を接尾語にもたない名の場合,2字の名(例えば,家守,広足,牛養(うしかい),川継,継縄(つぎただ),等々)が優勢となった。…

※「性名」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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