悪魔トカゲ(読み)あくまとかげ

世界大百科事典(旧版)内の悪魔トカゲの言及

【アガマ】より

… あらゆる環境に適応放散した結果,変り種も多く出現し,例えばオーストラリア中央部の砂漠にすむ全長30cmのモロクトカゲMoloch horridusは,皮膚のしわを伝わる夜露を毛管現象で口に集めて水分を摂取している。全身が鋭いとげに覆われ“悪魔トカゲ”と呼ばれるが,きわめておとなしくもっぱら大量のアリを餌としている。中央アジアの砂漠にすむスナジアガマの1種アナホリアガマP.mystaceus(全長20cm)は,脅されると口を開いてシューッと音を立てて威嚇するが,そのとき口の両側にある特殊なひだによって口が2倍にも大きく見え,脅しの効果が高まる。…

※「悪魔トカゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む