《惑星空間へのロケット》(読み)わくせいくうかんへのろけっと

世界大百科事典(旧版)内の《惑星空間へのロケット》の言及

【宇宙飛行】より

…宇宙空間,すなわち地球の大気圏外を飛行すること。この場合,飛行体は無人であってもかまわないわけであるが,一般には,宇宙空間を人間が移動している状態,言い換えれば宇宙旅行space travelとしてとらえられることが多い。
[空想の時代]
 宇宙飛行の発想をさかのぼれば,それはまず伝説や物語の中に見いだすことができる。その中では,人間は地上に対して天を一つの世界と考え,宇宙を舞台に観念的な自分の世界をつくり上げていた。…

【オーベルト】より

…ヘルマンシュタット(現,ルーマニア領シビウ)の裕福な医者の息子として生まれ,ミュンヘンで医学を学んでいたが第1次世界大戦で中断され,その後液体燃料ロケットや人工衛星などを中心とした宇宙工学の先駆的研究を開始した。研究は当時空想として認められなかったが,彼はその成果を1923年《惑星空間へのロケット》として出版した。これは29年に出版された《宇宙飛行への道》とともに彼の深い見識を示したものであり,その当時イオンロケットの出現をも予測していたほどである。…

※「《惑星空間へのロケット》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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