惣触(読み)そうぶれ

世界大百科事典(旧版)内の惣触の言及

【触】より

…いかなる方面に配布するかは,御触の内容により一定していない。江戸では,老中から出された御触を〈惣触(そうぶれ)〉,町奉行が管轄内の事項について発した御触を〈町触〉といった。幕府は数次にわたり〈御触書〉を編集して〈御触書集成〉を作っている。…

【町触】より

…江戸幕府および諸藩の制定法は,触の形式で一般人民に公示され,町方へは町触として,その地の奉行が伝達した。江戸の場合,町奉行がこれを公布し,広い意味ではすべて町触と称したが,厳密には町奉行が専決的に発するもののみをいい,老中の命により,または老中にうかがいのうえ町奉行から出された触は惣触(そうぶれ)と呼んで区別した。狭義の町触(手限(てぎり)町触)には,惣触を施行するための細則や,具体的な行政措置に関するものが多い。…

※「惣触」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む