世界大百科事典(旧版)内の感杆の言及
【視覚】より
…複眼では個眼に数個の視細胞があり,各視細胞は個眼の軸の周りに微絨毛を突き出すので,個眼の中心には軸に沿って細長い杆状の微絨毛の集合物ができる。これを感杆と呼び,このような視細胞を感杆型の視細胞と呼び,脊椎動物の繊毛型の視細胞と区別することがある。 視細胞に光が当たったときに,光のエネルギーを吸収して光化学変化を起こすのが感光色素である。…
※「感杆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」