世界大百科事典(旧版)内の慢性肝不全の言及
【肝不全】より
…肝臓のビリルビン処理,タンパク質合成,解毒などの代謝機能が,高度に障害された状態。大別して,急性肝不全と慢性肝不全に分けられる。前者は,種々の急性肝炎の重症化により生じる劇症肝炎,亜急性肝炎,妊娠性急性脂肪肝,急性化膿性胆管炎,重症のアルコール性肝炎などでの激しい炎症による肝細胞機能の停止と,広範な壊死が原因である。…
※「慢性肝不全」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」