慢性胃拡張(読み)まんせいいかくちょう

世界大百科事典(旧版)内の慢性胃拡張の言及

【胃拡張】より

…胃に拡張が起こることで,胃内容が2~4lに達することもある。胃壁の緊張の消失により急速に胃が拡張し,胃内容を吐出する急性胃拡張と,幽門狭窄があって胃内容が十二指腸へ排出できなくなり2次的に胃が拡張する慢性の胃拡張がある。急性胃拡張症は,手術後や急性感染症,尿毒症,薬物中毒,電解質異常など重い全身疾患が基礎にあって,数時間から数日の間に胃壁の緊張が失われて収縮力がなくなり,胃が著しく拡張した状態である。…

※「慢性胃拡張」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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