世界大百科事典(旧版)内の《憲法研究序説》の言及
【ダイシー】より
…1884年に現在もイギリス最高の法学雑誌《ロー・クオータリー・レビュー》の創刊に参画。主著《憲法研究序説》(1885)は,大陸諸国の憲法・行政法と比較し,議会主権と法の支配の二大原理がイギリス公法の特徴であると説き,また憲法と憲法上の習律conventionの区別を明らかにした。本書はイギリス憲法の伝統的理論に古典的形態を与えたものとして,後の公法学に多大の影響を残した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」