懐中ろうそく(読み)かいちゅうろうそく

世界大百科事典(旧版)内の懐中ろうそくの言及

【ろうそく(蠟燭)】より

…これに対して粗製のろうそくには,アシの茎に灯心をからみ合わせて燭心とし,牛蠟,鯨蠟などの原料を筒形の鋳型に流し込んで作る仕方も行われ,これを〈筒掛〉または〈牛蠟〉などと呼んでいた。当時行われたろうそくには〈三百目掛ろうそく〉〈百目ろうそく〉などと呼ばれる大型のものから〈懐紙ろうそく〉(〈懐中ろうそく〉とも),〈仰願寺(ごうがんじ)〉などと呼ばれる小型のものまであり,また〈絵ろうそく〉(〈華ろうそく〉,〈塗りろうそく〉とも)などといってろうそくの表面に花鳥などの模様を描いて,赤,緑,黄などの彩色を施したものもあった。〈絵ろうそく〉は会津の名産として知られ,主として雛祭や仏事などに際して用いられた。…

※「懐中ろうそく」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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