成論宗(読み)じょうろんしゅう

世界大百科事典(旧版)内の成論宗の言及

【成実論】より

…部派仏教の教理的問題をとりあげているが,説一切有部の説を批判しておもに経量部(きようりようぶ)の説に拠っており,大乗仏教の立場も見られる。インドではほとんど影響がないが,中国では南北朝期に盛んに研究され,〈成論宗(じようろんしゆう)〉を形成したが,隋の吉蔵らによって本書が小乗と断定されてから衰退した。日本では〈三論宗〉の寓宗として研究された。…

※「成論宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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